入社のきっかけ
前職が教育関係だったのですが、今までは土日であっても成績の処理や部活の仕事があったので、休みがほとんどありませんでした。やりがいはもちろんあったのですが、自分の子供が生まれてから家庭に時間を割くということがほとんどできない状態が続いていました。そこで、自分の時間を家庭に貢献できるような働き方を考えて仕事を探し始める中でタクシーのお仕事に興味を持ちました。
僕はどちらかというと運転が好きというよりは、前職の教師という立場ではコミュニケーションを研究するような仕事でもありましたので、そんな部分を発揮できる仕事として接客のあるこの仕事が良いのではと思いましてタクシー業界に飛び込みました。

この会社を選んだ理由
横浜交通タクシーグループ以外に、同業他社さんへ3社ほどお話を伺いに行き、1年近い期間をかけてじっくり決めました。 今所属している会社が私の住んでいる街にあり、昔からなじみがあったからというのも入社理由の一つではありましたが、 それを抜きにしても採用受付の体制や説明会での様子、教育制度が他社より良く、入社を決めました。 採用担当の方とは、単純にただお仕事をするだけでなく、どんな風にライフプランを考えていますか？といったお話をさせて頂きました。家族の時間だけではなく、自分のやりたいことをやっていきたいとお伝えしました。
実は今、高校の野球の監督をやっていて、それに参加できるシフトを認めてくれる職場を希望していることを正直に伝えた上で、「そんなわがまま通りませんよね…？」と聞いたときにも、「健全でいいですね！」と快諾して頂きました。他社さんですと、完全に組んだダイヤ通りに働く。という事で難しいと感じたのですが、小さい子供がいることに対しての理解ですとか、タクシーに乗る、乗らないに限らず一人の従業員として広い意味でどういう生き方や働き方をしていきたいのか？ということを気遣ってくださったのはこちらの会社だけでした。
大手タクシー会社も含めて訪問した際は、当たり前ですがまず「いつから働ける？」ですとかここで働く事のみについてお話されていたのですが、横浜交通タクシーグループは人に寄り添っていただける会社なんだ。というのが印象的でした。

実際に働いていてみて
現在は、朝出庫して11～12時間の勤務をしています。朝お仕事に行って夜帰ってくるというスタイルで働いていて、いわゆる日勤の勤務ですね。 ご高齢のお客様ですとか、身体的に弱い立場の方をサポートするお仕事をすると思っていたのですが、想定以上にそういったお客様からのご依頼がいらっしゃる印象でした。 ただ体が不自由な方を目的地にお送りするだけではなく、乗車・下車の中で様々なお客様がいらっしゃいます。お怪我をされて乗車される方もいらっしゃる方もいらっしゃいますし、

不安だったこと
地理については大きな不安がありました。お客様をご案内ができないのではないかという恐怖心がありましたね。 先輩のドライバーの方にそういった不安をご相談していた時に、そんなものはみんなあるよと。長く乗っていても知らない道もあるし、お客様と向き合って教えていただくのだとおっしゃっていただきました。実際そういわれても不安はなかなかぬぐえなかった部分はあるのですが、実際に働いてみるとその通りで、お客様が行きたい場所などを確認しながら、お客様の声に耳を傾けることで、少しずつ不安が払しょくされていったのを覚えています。ただ、最初は汗びっしょりでドキドキしながら乗車していましたね（笑）

まだ、毎日地理の不安はありますが、ある意味で割り切れるようになってきました。 いくらタクシードライバーだからといって、実際の住所にはない通称などは分からないですし。 また、いざお客様にお伺いしながら到着してみたら、なんだ！ここだったのか。という場所だったりしました。 800組ほどの客様をお乗せしたのですが、全く辿りつけないという場所はなかったですね。お客様のお話をしっかり伺えばわかる場所ばかりでした。

研修を受けて感じたこと
研修期間中に教官をしてくださった方や、他の方もおっしゃっていたのですが、「この研修での出来事は実際に働く上でごくごく一部の事なんだよ」 と言われていたのですが、教わった範囲のことは言われた通りの事しかなかった。ということでした。
例えば、空車でお客様を探しているときの走り方。どこを意識して見るのとそうでないのは大きな違いがありました。一定の間隔で一般車との距離を確認したり、常に前だけじゃなくて後ろを見たり…何も考えずに手をあげて頂いたお客様の横につけると危険です。それだけでなく、反対側の道路に気を配ったりと、処理することがたくさんあるんだなって思いました。こういった指導をしていただいたことが現在の業務で非常に役に立っていますね。

家族からの話
今の仕事を非常に応援してくれています。
働いている時間帯は以前の仕事と大きく変わりはないのですが、最悪何か家族にあったときにも対応がしやすくなったという話をしていました。休憩時間もそうなのですが、自分が営業をしているエリアの近くに自宅があるので、1時間休憩の際に自宅に休憩を取るといった働き方が出来るようになりました。子供がまだ小さいのですが、休憩の時間を使って家で行う名前のつかないような家事したり、子供と遊んだりが全く前の仕事では関与できなかったので、そういうことが出来るようになって家族の時間が増えたことが良かったといってもらえました。

最適車両配置システムについて
本来であれば、自分で長年乗車して得た知識でどこを走るのが普通だとは思うのですが、それを先輩や会社にお伺いせずとも、会社で最初から用意していただけるという部分は、正直過保護すぎるのでは…と素直に驚き感じています。 だからこそ予測に頼りすぎるだけでもなく、自分自身でもノウハウをためていかなければいけないかなという部分もあります。最適車両配置システムのルートにプラス、動きのいいドライバーさんの視点を常に追いかけるように心がけています。

仕事を2か月続けてみて
仕事を続けていけそうだという自信がつきました。 やはり最初のころは、サラリーをもらう立場から、売り上げを作っていかなければいけないという立場に変わる不安も大きかったのですが、 お客様をどう満足して頂けるかということだけに集中したら、売上が自然についてくるようになりました。
まだまだ至らない部分は大きいのですが、仕事に行くのが嫌だとかという気持ちは全然ないですね。その理由を考えてみると、お客様がご満足いただける事を続けていくことが自身の気持ちにも返ってくるんだなと思いました。

今後の目標
会社としての目標は、様々なタクシー会社があると思うのですが、せっかくタクシーに乗るなら、絶対横浜交通タクシーグループにお願いしたいと思われるような組織になりたいです。
個人としての目標ですが、街を走っているタクシー乗務員は、会社の理念より自分の売上の意識が強い方が多いのかなと思うのですが、僕は「あなたの車に乗って良かった」とお客様に満足して頂けるようなドライバーになりたいです。 そうすれば売上はそうなったら後々からでもついてくると思っています。 私の想いは会社の理念と完全に合致しています。当グループはホスピタリティについての意識がとてもあるのではないでしょうか。

最後に一言
素直に出てくる言葉としては「この仕事は面白い」につきます（笑） 奥が深くて面白いですね。ある意味ゲームやスポーツのようです。

例えば、今日は世間が休み明けの月曜日だから、お医者様に行く高齢のお客様がたくさんいそうだな。と思ったら団地や住宅街を走ってみようかな。と戦略を立て始めます。それがガチッ！と決まると気持ちが良くて、そういう予想する要素がすごくあって面白いと思いますね。 作戦を考えるのが好きな先輩は実際に活躍されていらっしゃる印象です。世間の需要の波を予測するって楽しいですよ。 今、YouTuberの方でも色んな商売をされている方がいますが、自分で売上を個人で作っていく時代が来ていると思います。 同じように、タクシーもどうやって営業していくと良いのかという意味では、社会で認知されている業務内容とは、大きく違うというのが働いてみての実感です。 ぜひ一緒にこの面白い仕事をしてみませんか？ご応募お待ちしています。